SSブログ

スコッチ紀行 [雑記]

その後、ワインのレッスンを2度経験した後、今晩、またいつものバーに行ってみた。もちろん、モルトの研究。

今晩は、マイミクのKさんの飲んでいる、GLENDRONACH 12年と、Kさんがベストと言っていたモルトに近い、GLEN MHOR 1976 21年を試してみた。どちらも、丸氷のロックで。通はストレートで楽しむ人も多いらしい・・・

GLENDRONACH は、マスター曰く、比較的入手が容易なシングル・モルト(ハイランド)で、小さなバーにもあるだろうとのこと。味わいは、僕はとてもしっかりした正調のウィスキーという感想だった(それじゃ、意味がないって!?)。メニューに載っていないのだけれど、あまりにポピュラーで載せてないのか、僕が見落としているのかよく分からなかった。とにかく、名前を言ったら、すぐに分かってもらえたモルト・ウィスキーだった。その心までは、分からなかったけれど。

次はどうしようかなと思ったけれど、思い切って、かなりレアな GLEN MHOR 1976 の 21 年熟成(ハイランド・1997年ボトリング)を試してみた。新しい分野を開拓する際には、まずはいいものを、という僕の信念もあるけれど。これもマスター曰く、「このスコッチをレギュラーで置いているバーはかなり少なくて、これを頼む人は、かなりスコッチを知り尽くした人じゃないか」とのこと。実際、僕も同感に思った。「ただ、ボトラーがいろいろあるので、一概に GLEN MHOR 1979 の 22 年熟成といっても、そのスコッチを特定することは難しい」とのこと。ちなみに、このバーには GLEN MHOR 1966 の 35 年熟成というものもあった(写真は左から GLEN MHOR 1966、GLEN MHOR 1976、GLENDRONACH)。僕が試した GLEN MHOR 1976 は、花束のような華やかなフローラルな香りと、奥行きの深い、スケールの大きな味わいのシングル・モルトだった。複雑さがありながらもエレガント。かなり感動的な味わいで、初心者の僕が飲んでもいいのだろうかと思うようなスコッチだった。GLENDRONACH の後だったから、なおさら対照的だったのかもしれないけれど、ちょっとした体験だった。とても高級なオーディオで壮大なクラシックを聴いているような気分になった。

今日は、その前にワインのテイスティングをたくさんしてきたので、この辺にしておいた。本当はバーボンなどとの比較などもしてみたかったけれど、お酒はほどほどに・・ということで。そのうち、ハイランド、スペイサイド、アイラ、アイランズ、ローランド、キャンベルタウンの比較なども、試してみたい。

ワインも奥が深いけれど、スコッチ(シングル・モルト)もやはり奥が深いな、、と実感をした夜だった。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

モルトに挑戦ありがとう山本店長! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。