最後の晩餐@ザ・ジョージアンクラブ [雑記]
ヨーロッパに実存するような本格的なメゾンとも言うべきレストラン、ザ・ジョージアンクラブの最後の晩餐に行ってきた。
この英国ジョージア王朝様式で統一されたレストランについては、ずいぶんと長いこと行こうか迷ったものだった。本当に長い年月が過ぎてしまった。立派な建築や内装、絵画、本物のカトラリー、そしてシャンデリアがありながらも落ち着いた照明など、まさにヨーロッパで経験してきた一流のレストランそのものの佇まいを持っているレストラン。しかし、雰囲気だけではないかという危惧を持っていたからだ。ウェディング用のレストランという印象があり、そのお料理やワインについて、期待をしていなかったのかもしれない。がっかりしたらどうしよう、という気持ちがあったことも正直に書いておく。
ところが、昨年末に、僕が株主であるとあるレストランからのIR情報で、このザ・ジョージアンクラブが3月に閉店になることを知った。毎年この季節は仕事で忙しいのだけれど、ミシュランの星を取ったことなどとは関係なく、その本格的と言われる非日常空間を体験したいと思って、1ヶ月前に予約を入れた。2月には、ペトリュスの会など行事もあったのだけれど、とても対応できる余裕はなかったので、予約は閉店まで3日前の3月4日を選んだ。
ザ・ジョージアンクラブは、オーナーの吉村氏の夢のかたまりのようなもの。しかし、その夢は限りなく本物に近いものであり、紳士淑女の集まるディレッタントのマナーハウスのような感じだった。
到着したら、まずはウェイティングバーで、ゆっくりくつろぐ。しかし、バーとしての機能はしておらず、またソファの布のほころびに年月を感じた。
中央の大きな階段を下りていくと、そこには広々としたメインダイニングが広がる。2つの大きなシャンデリアや壁の照明に照らされているのだけれど、煌々とゴージャスに輝くのではなく、どちらかといえばほの暗い雰囲気。かなり照明を落としたレストランはヨーロッパではよく見かけるけれど、日本のグランメゾンではアピシウスなど限られたものだと思う。好対照は恵比寿のジョエル・ロビュションだけれど、その辺の好みは個人によるものだろう。
銀食器は GARRAND、グラスは BACCARAT と RIEDEL、食器類は WEDGEWOOD に統一されているが、決して嫌みなことはなく、あくまでも知っている人なら気がつくというさりげのないものだった。
黒服のサーヴィスマンは8名ほどいて、広い大広間の隅々に気を配ってくれるが、実は広い割に席の数は少ないので、ちょっと人が多いかなと思うくらいだった。
この日は、僕とパートナーが到着した午後6時過ぎ(本当は午後7時に予約を入れていたのだけれど、待ちきれなくて早く行ってしまった)にはお客さんは誰もいなかったのだけれど、午後8時過ぎには満席となった。それでも、席の間隔が広いので、窮屈な感じはまったくない。最初、我々だけの時はシーンとしていて寂しいものがあったけれど、満席となってからは適度なざわめきが心地よい。どのテーブルからも、この名店を惜しむ声が聞こえてきた。ここでワインの勉強をしてきたお客さんもいたようだ。
僕らのテーブルには、最初は吉本さんがついてくれたのだけれど、途中からシェフ・ソムリエの島本さんがついてサーヴィスをしてくれた。
今日は、行く前から、お金のことは考えないつもりでいた。最後の晩餐だから、お料理もワインも、一番食べたい・飲みたいと思うものを選ぶことをパートナーと決めていた。
しかしワインリストを見て、かなり驚いた。このワイン高騰の折に、僕の持っているワインも早めに手に入れたものが多いから相対的にリーズナブルなものだけれど、それよりもかなり安く出ている。毎日でも通いたいくらい、いいワインがプリムール価格のような値付けで提供されていた。島本ソムリエによれば、この1ヶ月ほどでワインリストが4分の1ほどに減ってしまったとのこと。いいものから無くなっていったようだ。お店が最後なので、お客様への心よりのサーヴィスとして低価格で提供していることに気がついた。気前よく ANNE GROS の RICHEBOURG 2000 を振る舞ってくれた二子玉川の DIJON のことを思い出した。
乾杯のシャンパンは、BOLLINGER の LA GRAND ANNEE 1999。ジェームズ・ボンドばりに、英国の気分を味わった。ボディのしっかりとした、骨太なシャンパンだが、華もある。
メニューは最後に書くけれど、前半にオマール海老などを多用したお料理があるので、ワインは赤1本では不足と思い、まず Albert Grivault(アルベール・グリヴォー)の MEURSAULT PERRIERES 2002(ムルソー・ペリエール)の demi bouteille (1/2ボトル)を頼むことにした。このワインは、蜂蜜、洋なしや黄桃の香りの豊かな、フルボディのリッチなムルソーでとても美味だった。ぜいたくな気分になる。
メインのワインは、今年が結婚記念10周年ということもあるけれど、ボルドー右岸とローヌの傑作年 1998 年から選ぶことにした。リストをつぶさに見ていき、その中に Chateau Lafleur(ラフルール)がオン・リストされていることに気がついた。このワインは、家にもあるのだけれど、そのあまりの希少性と高価さと飲み頃の判断が難しいことから、セラーの奥にしまわれたままで来てしまった。Petrus が登場する前には最高のポムロールと呼ばれていた逸品だ。
今も双璧ではないかと僕は思っている(どちらも JPM 所有だけれど)。Lafleur は、フランス語で「花」を意味する。Pensees de Lafleur(「花の思索」)というセカンドは何度も飲んでいて好みのワインだけれど、Chateau Lafleur は初めて。そんな Chateau Lafleur 1998 は、最後の晩餐にふさわしいと思い、これを選んだ。住宅街にひっそりと咲いた一輪の花に心を寄せて。
ちなみに、エノテカで売られている Chateau Lafleur 1998 の現在価格は・・・
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/en/en_detail.php?codehead=&special=HS&searchcolor=&searchsize=&budget1=&budget2=&vintage=&vintage1=&vintage2=&search_form_flg=&top_search=&word_nocode=1&keyword=&rt=&word_encode=&areahead=&shohincode=010094691398
Chateau Lafleur の偉大さには感服をするしかないけれど、このワインは10年寝かせた程度では開かないことを知った。島本ソムリエによれば、最低20年はほしいとのこと。家にあるワインは、あと10年寝かせることにした。
スタッフは、シェフ・ソムリエの島本さんを含めて3名を残し、すべて退社をしてしまうらしい。みな、寂しそうだった・・・
ゆっくりと食事を楽しんだけれど、この趣味的な非日常空間はすべてを含めて完結をしているので、同じ箱でも違うサーヴィスやお料理、ワインが入ったら、全くの別物になってしまうのではないかと思う。複雑な心境だった。
食後に、島本ソムリエが、KRUG 1995 をグラスでサーヴィスしてくれた。「飲み足りなさそうでしたので」ということで。いつもは食前酒・メインの1本・食後酒なのだけれど、今日はそれに加えて demi bouteille があっても飲み足りない気がした。
お料理はコンテンポラリーな味付けだったけれど、どれも上品で美味しかった。メインは、鳩にした。
帰りには、スタッフ総出で送ってもらったけれど、レストランの経営も大変なのだなとつくづく思った。オーベルジュ・ド・リルになったら、また島本さんに会いに行こう。他のスタッフの皆さんにも、幸せが訪れることを祈りたい。実はもう1回くらい来たいと思ったのだけれど、既に最終日まで全て満席とのこと。
飲み足りないわけではないけれど、友達が教えてくれた近所にあるバー「73」に立ち寄って帰った。"Surfin Adventure" というサーフィンのドキュメンタリー映像がカウンター越しに流れていて、癒される空間。その映像をボーッと眺めながら、ザ・ジョージアンクラブの一夜を再確認し、西麻布を後にした。
さようなら、ザ・ジョージアンクラブ。もっと早く出会えば良かった。華やかさと切なさの入り混じった夜だった。
以下、当日のメニュー。
・アミューズ・ブッシュ
・カナダ・セントローレンス湾産 オマール海老のサラダ、冬の野菜(根セロリ、フェンネル、フルーツトマト、蕪、林檎、・・)、ヨーグルトにエシャロットと胡桃を加えたソース、プーリア州の若いオリーブの実のオイル
・北海道産 帆立貝の暖かいムース 柚子の香り、イラン産 オシェトラキャビア、キャベツの葉、貝のジュのエミュリュッションソース、ターメリックで香りを付けたオイルを加えて
・下関産 真ハタのロティ ローズマリーの香り、ズッキーニと豆もやし、つぶ貝のソテー パセリ&ガーリックバター風味、根セロリのチップス、レモンオイルで火を入れたエシャロットに鶏のジュを加えたソース
・ペルノー酒とライムで香りを付けたグラニテ
・ポワトゥー地方 ヴィエンヌの農家に育てられた鳩のロースト、アンディーブのムニエルとバターナッツのピュレ、レバーを塗ったタルティーヌに載せた腿肉のコンフィーと根菜、コーヒーとカルダモンで煮出した鳩のジュ
・フロマージュのワゴンサーヴィス
・葡萄と洋梨のクープ仕立て、レモン風味のクリーム
・林檎とカシスのオーモニエール、黒酢のクレームグラッセを添えて
・パートナーはアッサム、僕はアール・グレイ
・数々のショコラを好きなだけ
・パディアーヌで香りを付けた焼き立ての小さなマドレーヌ
・Champagne
BOLLINGER / LA GRAND ANNEE 1999
・Vin Blanc
Albert Grivault / MEURSAULT 1ER CRU PERRIERES 2002
・Vin Rouge
Chateau Lafleur 1998
・Champagne
KRUG / Vintage 1995
この英国ジョージア王朝様式で統一されたレストランについては、ずいぶんと長いこと行こうか迷ったものだった。本当に長い年月が過ぎてしまった。立派な建築や内装、絵画、本物のカトラリー、そしてシャンデリアがありながらも落ち着いた照明など、まさにヨーロッパで経験してきた一流のレストランそのものの佇まいを持っているレストラン。しかし、雰囲気だけではないかという危惧を持っていたからだ。ウェディング用のレストランという印象があり、そのお料理やワインについて、期待をしていなかったのかもしれない。がっかりしたらどうしよう、という気持ちがあったことも正直に書いておく。
ところが、昨年末に、僕が株主であるとあるレストランからのIR情報で、このザ・ジョージアンクラブが3月に閉店になることを知った。毎年この季節は仕事で忙しいのだけれど、ミシュランの星を取ったことなどとは関係なく、その本格的と言われる非日常空間を体験したいと思って、1ヶ月前に予約を入れた。2月には、ペトリュスの会など行事もあったのだけれど、とても対応できる余裕はなかったので、予約は閉店まで3日前の3月4日を選んだ。
ザ・ジョージアンクラブは、オーナーの吉村氏の夢のかたまりのようなもの。しかし、その夢は限りなく本物に近いものであり、紳士淑女の集まるディレッタントのマナーハウスのような感じだった。
到着したら、まずはウェイティングバーで、ゆっくりくつろぐ。しかし、バーとしての機能はしておらず、またソファの布のほころびに年月を感じた。
中央の大きな階段を下りていくと、そこには広々としたメインダイニングが広がる。2つの大きなシャンデリアや壁の照明に照らされているのだけれど、煌々とゴージャスに輝くのではなく、どちらかといえばほの暗い雰囲気。かなり照明を落としたレストランはヨーロッパではよく見かけるけれど、日本のグランメゾンではアピシウスなど限られたものだと思う。好対照は恵比寿のジョエル・ロビュションだけれど、その辺の好みは個人によるものだろう。
銀食器は GARRAND、グラスは BACCARAT と RIEDEL、食器類は WEDGEWOOD に統一されているが、決して嫌みなことはなく、あくまでも知っている人なら気がつくというさりげのないものだった。
黒服のサーヴィスマンは8名ほどいて、広い大広間の隅々に気を配ってくれるが、実は広い割に席の数は少ないので、ちょっと人が多いかなと思うくらいだった。
この日は、僕とパートナーが到着した午後6時過ぎ(本当は午後7時に予約を入れていたのだけれど、待ちきれなくて早く行ってしまった)にはお客さんは誰もいなかったのだけれど、午後8時過ぎには満席となった。それでも、席の間隔が広いので、窮屈な感じはまったくない。最初、我々だけの時はシーンとしていて寂しいものがあったけれど、満席となってからは適度なざわめきが心地よい。どのテーブルからも、この名店を惜しむ声が聞こえてきた。ここでワインの勉強をしてきたお客さんもいたようだ。
僕らのテーブルには、最初は吉本さんがついてくれたのだけれど、途中からシェフ・ソムリエの島本さんがついてサーヴィスをしてくれた。
今日は、行く前から、お金のことは考えないつもりでいた。最後の晩餐だから、お料理もワインも、一番食べたい・飲みたいと思うものを選ぶことをパートナーと決めていた。
しかしワインリストを見て、かなり驚いた。このワイン高騰の折に、僕の持っているワインも早めに手に入れたものが多いから相対的にリーズナブルなものだけれど、それよりもかなり安く出ている。毎日でも通いたいくらい、いいワインがプリムール価格のような値付けで提供されていた。島本ソムリエによれば、この1ヶ月ほどでワインリストが4分の1ほどに減ってしまったとのこと。いいものから無くなっていったようだ。お店が最後なので、お客様への心よりのサーヴィスとして低価格で提供していることに気がついた。気前よく ANNE GROS の RICHEBOURG 2000 を振る舞ってくれた二子玉川の DIJON のことを思い出した。
乾杯のシャンパンは、BOLLINGER の LA GRAND ANNEE 1999。ジェームズ・ボンドばりに、英国の気分を味わった。ボディのしっかりとした、骨太なシャンパンだが、華もある。
メニューは最後に書くけれど、前半にオマール海老などを多用したお料理があるので、ワインは赤1本では不足と思い、まず Albert Grivault(アルベール・グリヴォー)の MEURSAULT PERRIERES 2002(ムルソー・ペリエール)の demi bouteille (1/2ボトル)を頼むことにした。このワインは、蜂蜜、洋なしや黄桃の香りの豊かな、フルボディのリッチなムルソーでとても美味だった。ぜいたくな気分になる。
メインのワインは、今年が結婚記念10周年ということもあるけれど、ボルドー右岸とローヌの傑作年 1998 年から選ぶことにした。リストをつぶさに見ていき、その中に Chateau Lafleur(ラフルール)がオン・リストされていることに気がついた。このワインは、家にもあるのだけれど、そのあまりの希少性と高価さと飲み頃の判断が難しいことから、セラーの奥にしまわれたままで来てしまった。Petrus が登場する前には最高のポムロールと呼ばれていた逸品だ。
今も双璧ではないかと僕は思っている(どちらも JPM 所有だけれど)。Lafleur は、フランス語で「花」を意味する。Pensees de Lafleur(「花の思索」)というセカンドは何度も飲んでいて好みのワインだけれど、Chateau Lafleur は初めて。そんな Chateau Lafleur 1998 は、最後の晩餐にふさわしいと思い、これを選んだ。住宅街にひっそりと咲いた一輪の花に心を寄せて。
ちなみに、エノテカで売られている Chateau Lafleur 1998 の現在価格は・・・
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/en/en_detail.php?codehead=&special=HS&searchcolor=&searchsize=&budget1=&budget2=&vintage=&vintage1=&vintage2=&search_form_flg=&top_search=&word_nocode=1&keyword=&rt=&word_encode=&areahead=&shohincode=010094691398
Chateau Lafleur の偉大さには感服をするしかないけれど、このワインは10年寝かせた程度では開かないことを知った。島本ソムリエによれば、最低20年はほしいとのこと。家にあるワインは、あと10年寝かせることにした。
スタッフは、シェフ・ソムリエの島本さんを含めて3名を残し、すべて退社をしてしまうらしい。みな、寂しそうだった・・・
ゆっくりと食事を楽しんだけれど、この趣味的な非日常空間はすべてを含めて完結をしているので、同じ箱でも違うサーヴィスやお料理、ワインが入ったら、全くの別物になってしまうのではないかと思う。複雑な心境だった。
食後に、島本ソムリエが、KRUG 1995 をグラスでサーヴィスしてくれた。「飲み足りなさそうでしたので」ということで。いつもは食前酒・メインの1本・食後酒なのだけれど、今日はそれに加えて demi bouteille があっても飲み足りない気がした。
お料理はコンテンポラリーな味付けだったけれど、どれも上品で美味しかった。メインは、鳩にした。
帰りには、スタッフ総出で送ってもらったけれど、レストランの経営も大変なのだなとつくづく思った。オーベルジュ・ド・リルになったら、また島本さんに会いに行こう。他のスタッフの皆さんにも、幸せが訪れることを祈りたい。実はもう1回くらい来たいと思ったのだけれど、既に最終日まで全て満席とのこと。
飲み足りないわけではないけれど、友達が教えてくれた近所にあるバー「73」に立ち寄って帰った。"Surfin Adventure" というサーフィンのドキュメンタリー映像がカウンター越しに流れていて、癒される空間。その映像をボーッと眺めながら、ザ・ジョージアンクラブの一夜を再確認し、西麻布を後にした。
さようなら、ザ・ジョージアンクラブ。もっと早く出会えば良かった。華やかさと切なさの入り混じった夜だった。
以下、当日のメニュー。
・アミューズ・ブッシュ
・カナダ・セントローレンス湾産 オマール海老のサラダ、冬の野菜(根セロリ、フェンネル、フルーツトマト、蕪、林檎、・・)、ヨーグルトにエシャロットと胡桃を加えたソース、プーリア州の若いオリーブの実のオイル
・北海道産 帆立貝の暖かいムース 柚子の香り、イラン産 オシェトラキャビア、キャベツの葉、貝のジュのエミュリュッションソース、ターメリックで香りを付けたオイルを加えて
・下関産 真ハタのロティ ローズマリーの香り、ズッキーニと豆もやし、つぶ貝のソテー パセリ&ガーリックバター風味、根セロリのチップス、レモンオイルで火を入れたエシャロットに鶏のジュを加えたソース
・ペルノー酒とライムで香りを付けたグラニテ
・ポワトゥー地方 ヴィエンヌの農家に育てられた鳩のロースト、アンディーブのムニエルとバターナッツのピュレ、レバーを塗ったタルティーヌに載せた腿肉のコンフィーと根菜、コーヒーとカルダモンで煮出した鳩のジュ
・フロマージュのワゴンサーヴィス
・葡萄と洋梨のクープ仕立て、レモン風味のクリーム
・林檎とカシスのオーモニエール、黒酢のクレームグラッセを添えて
・パートナーはアッサム、僕はアール・グレイ
・数々のショコラを好きなだけ
・パディアーヌで香りを付けた焼き立ての小さなマドレーヌ
・Champagne
BOLLINGER / LA GRAND ANNEE 1999
・Vin Blanc
Albert Grivault / MEURSAULT 1ER CRU PERRIERES 2002
・Vin Rouge
Chateau Lafleur 1998
・Champagne
KRUG / Vintage 1995
2008-03-06 01:07
nice!(2)
コメント(2)
WOWOWの「カジノ・ロワイヤル」を横目で見ながらレスを!
YUTAKAさんはジョージアン・クラブの最後の晩餐で
ボンドが好むBOLLINGERの「 LA GRAND ANNEE 1999」 を選んだのですね。ちなみに映画ではキャビアを注文していましたが・・・
私にとっても思い出多き『ジョージアンクラブ』、ひとつの時代が終わった気がします。
自立してオーナーソムリエとして活躍中の春藤ソムリエや、いつもやさしい島本ソムリエなど、人との出会いも懐かしい思い出。
貴重なリポート、ありがとうございました。
by fumiko (2008-03-09 22:46)
青木先生、コメントをありがとうございます。
「カジノ・ロワイヤル」いいですね。そして、3代目のロジャー・ムーアの
吹き替えをしていた広川太一郎さんがつい最近逝去されましたが・・
偶然です。
今回、キャビアは前菜の2皿目で出たのですが、その頃は芳醇なムルソー
でした。また初心に戻って、シャンパンとキャビアの相性を試してみたいのですが、
キャビアも近年、かなり貴重になってしまいましたね。余談ですが、
青木先生のシャンパンと数の子の相性に関する調査研究は、最近の
ヒットでした!今後も、素晴らしい記事を期待しています。
さて、「ジョージアンクラブ」・・・やはり、とても寂しいものを感じます。
「オーベルジュ・ド・リル」がオープンしたら、すぐに行ってみようと思って
いますが、春藤ソムリエのレストランにも興味津々です。
また新しい So-net blog でも、よろしくお願いします。
by YUTAKA (2008-03-12 02:26)