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佐野元春プレミアム・ナイト@コットンクラブ [音楽]

3/15 夜に、『佐野元春プレミアム・ナイト@コットンクラブ』が丸の内 TOKIA の COTTON CLUB であり、参加してきた。とてもスペシャルな一夜。つい、「こんな素敵な日には」を口ずさんでしまいそうだ。

1.COTTON CLUBのエントランス.JPG

ロックスターといえば大箱で総立ちというのが相場だけれど、どうなるのだろうと想像ができなかった。実際、佐野さん自身、初めての試みだとライブの中で語っていた。COTTON CLUB にしても、Blue Note にしても Jazz というイメージが強いからなおさらだろう。

2.待合室でライブの予感.JPG

待合室で席への案内を待つ間も、予感に胸が高鳴る。この日は全席指定席だった。

佐野さんを知ったのは高校時代に SOMEDAY に出会ってからだけれど、当時少し聴いていたものの、それほど大ファンというほどではなかった。でもパートナーが熱心なファンで、その影響でここ数年、FCに入ったり、CDを買ったりして、その偉大なアーティストの軌跡をなぞってきた。そう、自分の青春時代とも重なる四半世紀を・・・

3.ワインとステージ.JPG

手を伸ばせば、アーティストに手が届きそうな空間。200名に満たない客数で、とても親密な感じがする。

席に着くなり、いきなりウェルカム・シャンパンが。Lanson の Black Label。なかなか粋なはからい。佐野さんらしい。ナイトライフ、というわけか!?

Blue Note 同様、お食事ができるのだけれど、プロシュートとピクルス、宮崎牛のタルタル、ショートパスタ、バゲットなどをつまみながら、ワインを楽しんだ。ワインが似合う空間だと思う。この日は、Chateau REYNON 2004 のボトルを楽しんだ。

4.素敵なシャンデリア.JPG

公演中は消灯されているけれど、シャンデリアが美しい。

当日のセットリストは、僕の聞き間違いがなければ、次のようなものだった。

1. サンチャイルドは僕の友達 from "SOMEDAY" 1982
2. 麗しのドンナ・アンナ from "SOMEDAY" 1982
3. ジャスミンガール from "Time Out!" 1990
4. こんな素敵な日には from "NIAGARA TRIANGLE Vol.2" 1982
5. 最後の1ピース from "The Sun" 2004
6. 希望 from "The Sun" 2004
7. レイナ from "The Sun" 2004
8. 彼女 from "Heart Beat" 1981
9. 情けない週末 from "Back To The Street" 1980
10. 虹を追いかけて from "Cafe Bohemia" 1986
11. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 from "ナポレオンフィッシュと泳ぐ日" 1989
12. ドライブ from "THE BARN" 1997
13. ナイトライフ from "Heart Beat" 1981

当時付き合っていた彼女に「ナポレオンフィッシュが見たいわ」と言われて、葛西臨海公園に向けて未開拓のウォーターフロントでオープンカーを飛ばしたこともあったなぁ、、、なんて密かに青春時代を思い出した(パートナーには内緒)。

客層も、落ち着いた大人のカップル(男性同士のカップル!?も多々)が多かったのだけれど、それに見合った素晴らしい曲のセレクトとパフォーマンスだった。家に帰って、早速 iPod で同じ再生順序のプレイリストを作ったのは言うまでもない。酸いも甘いも経験してきた、大人のための佐野元春・・・そんな感じの夜。

「おしゃれして来てくれて、ありがとう」「"ナイトライフ"を楽しんでください!」と言って、佐野さんとThe Hobo King Band はステージを去ったのだけれど、その後も、ワインを飲みながら、パートナーと語り合い、余韻を楽しんだ。

5.ライブの余韻にひたって.JPG

3/29 には NHK ホールで大きなコンサートがあるけれど、それとはほとんどダブっていない、特別な大人の一夜。佐野元春の懐の深さを知った気がした。まさに、「こんな素敵な日には」という気分でパートナーと家路についた。3/29 には、別の佐野元春に出会えることだろうと期待しながら。

6.佐野さんからのメッセージカード.JPG
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