クリスティーズのワイン会 [雑記]
先日、ニューヨークのクリスティーズ(Christie's NY)のワイン・スペシャリスト渡邊順子氏を招いての、プライヴェートなワイン会&レクチャーが青山倶楽部で行われ、パートナーと参加をしてきた。渡邊氏は、あのクリスティーズ唯一の日本人だ。
どのような基準で選ばれたメンバーなのかは分からなかったけれど、この幸運なワイン会に招待をされたのは 10 名だった。中には Château Le Pin の垂直や「クロ・パラントゥはよく飲んでいます」などという猛者もいて・・・紳士と淑女ばかりだったけれど。
パーティは、少人数とはいえ交流を深められるようにと、立食で行われた。パーティの華は女性だけれど、赤い薔薇も美しい。
六本木ヒルズや東京タワーの夜景を見ながらのパーティ。盛り上がらないはずはない。
今回の主催は、Fifth というクリスティーズのオークションを仲介してくれる会社と、Seven Hills というちょっと余裕のある人向けの雑誌を出版している会社だった。
最初は緊張しつつも、パーティ料理を食べて、美味なるワインを飲むにつれ、周りの人々との交流が深まっていく。
ワインを飲みつつ、そのワインの解説を渡邊氏からしてもらい、なおかつ、それらのワインの現在のポジションやオークションがどのように行われているのかなど、質疑応答を交えてレクチャーが行われた。クリスティーズは、僕も参加したことがないオークションなので、興味津々に話を伺った。
クリスティーズといえば、ミュージカル『オペラ座の怪人』を思い出してしまうのだけれど、1766 年にロンドンで創業されたこの会社は、サザビーズと並び世界のオークションの双璧の1つだと思う。ワイン部門はマイケル・ブロードベント氏が率いていることでも有名だ。
現在、オークションに参加しているメンバーはニューヨークでは、8割がアメリカ人とのことだけれど、やはり中国やロシアの方々が増えているらしい。渡邊氏が嘆いていたのは、これら新興国の方々のビッドがあまりに高くて、対抗できる人がおらず、一人勝ちのような状態になってオークションが盛り上がらないことだった。「金に糸目をつけない」という言葉があるけれど、まさにそんな感じらしい。
オールドワールドのワインはもちろんのこと、最近ではカリフォルニアワインのオークションでの価値が急騰しているという話もうかがった。
クリスティーズへの参加方法などを聞きつつ、豪華なワインと夜景に酔いしれる夜だった。ある人がニューヨークは勝者の街と言っていたけれど、まさにそんな一端を感じた夜だった。
サーヴされたワインは、以下の通り。
・ALSACE Clos Ste Hune 1996 / TRIMBACH
・Vosne-Romanée 1er Cru CROS PARANTOUX 2004 / Emmanuel ROUGET
・Opus One 1996
・CHÂTEAU LAFITE ROTHSCHILD 2003
アルザスのロマネ・コンティと呼ばれるトリンバックのクロ・サンチューヌ、いわずもがなのエマニュエル・ルジェのクロ・パラントゥ、オーパスワン、パーカーポイント100点を取ったラフィット・ロートシルト2003など、なかなか一緒に飲めないワインばかりに、ため息も出そう。さすが、クリスティーズとしかいいようがなかった。
ひとつの「体験」としての特別なワイン会だったと思う。
どのような基準で選ばれたメンバーなのかは分からなかったけれど、この幸運なワイン会に招待をされたのは 10 名だった。中には Château Le Pin の垂直や「クロ・パラントゥはよく飲んでいます」などという猛者もいて・・・紳士と淑女ばかりだったけれど。
パーティは、少人数とはいえ交流を深められるようにと、立食で行われた。パーティの華は女性だけれど、赤い薔薇も美しい。
六本木ヒルズや東京タワーの夜景を見ながらのパーティ。盛り上がらないはずはない。
今回の主催は、Fifth というクリスティーズのオークションを仲介してくれる会社と、Seven Hills というちょっと余裕のある人向けの雑誌を出版している会社だった。
最初は緊張しつつも、パーティ料理を食べて、美味なるワインを飲むにつれ、周りの人々との交流が深まっていく。
ワインを飲みつつ、そのワインの解説を渡邊氏からしてもらい、なおかつ、それらのワインの現在のポジションやオークションがどのように行われているのかなど、質疑応答を交えてレクチャーが行われた。クリスティーズは、僕も参加したことがないオークションなので、興味津々に話を伺った。
クリスティーズといえば、ミュージカル『オペラ座の怪人』を思い出してしまうのだけれど、1766 年にロンドンで創業されたこの会社は、サザビーズと並び世界のオークションの双璧の1つだと思う。ワイン部門はマイケル・ブロードベント氏が率いていることでも有名だ。
現在、オークションに参加しているメンバーはニューヨークでは、8割がアメリカ人とのことだけれど、やはり中国やロシアの方々が増えているらしい。渡邊氏が嘆いていたのは、これら新興国の方々のビッドがあまりに高くて、対抗できる人がおらず、一人勝ちのような状態になってオークションが盛り上がらないことだった。「金に糸目をつけない」という言葉があるけれど、まさにそんな感じらしい。
オールドワールドのワインはもちろんのこと、最近ではカリフォルニアワインのオークションでの価値が急騰しているという話もうかがった。
クリスティーズへの参加方法などを聞きつつ、豪華なワインと夜景に酔いしれる夜だった。ある人がニューヨークは勝者の街と言っていたけれど、まさにそんな一端を感じた夜だった。
サーヴされたワインは、以下の通り。
・ALSACE Clos Ste Hune 1996 / TRIMBACH
・Vosne-Romanée 1er Cru CROS PARANTOUX 2004 / Emmanuel ROUGET
・Opus One 1996
・CHÂTEAU LAFITE ROTHSCHILD 2003
アルザスのロマネ・コンティと呼ばれるトリンバックのクロ・サンチューヌ、いわずもがなのエマニュエル・ルジェのクロ・パラントゥ、オーパスワン、パーカーポイント100点を取ったラフィット・ロートシルト2003など、なかなか一緒に飲めないワインばかりに、ため息も出そう。さすが、クリスティーズとしかいいようがなかった。
ひとつの「体験」としての特別なワイン会だったと思う。
2008-03-20 17:25
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0