佐野元春 Sweet Soul, Blue Beat TOUR 2008 @NHKホール [音楽]
Rock & Roll Night Rock & Roll Night
今夜こそ
Rock & Roll Night たどりつきたい
その夜、NHK ホールの満場のオーディエンスはひとつになり、佐野元春のこの曲を歌っていた。「神がかっているな」、僕は想った。僕自身も、涙がにじんでステージがよく見えないほどだった。『ロックンロール・ナイト』僕は、この歌が好きだ。
http://www.moto.co.jp/works/songs/Someday.html#Rock
エヴァー・グリーンという言葉があるけれど、佐野さんに関しては、まさにそれを体現しているように思う。何歳になってもロックンローラーとして格好良くありたいというスタイルは、先日の THE POLICE の STING のコンサートにも通じるとは思う。しかし、最新アルバムの『COYOTE』でも新しい魅力とメッセージを発信していて、常に走り続けてきた佐野さんの姿が見える点が違う。単なるリサイクルではない。
とはいえ、後半の「ここから時間は一気に 1980 年代に戻ります」といった後のオーディエンスの盛り上がりようから、新しいものを認めつつ、古き青春時代に思いを重ねているひとも多いのだなと感じた。
黄色い歓声というのはよく聞くけれど、おじさんの怒号のような褐色の「もとはるぅーー」という歓声が何度も会場に鳴り響いて、すごい・・・とも思ったけれど（笑）。
今回は席が遠かったので、先日の COTTON CLUB で見られた Dr.kyOn のキーボード上のリスのぬいぐるみは、残念ながら見つけられなかった。
「考え方に、若いとか老いているとか、そういうことはないんだ」と佐野さんは言っていた。ロックというジャンルだけれど、佐野さんの詩人であり哲人でもある一端を感じる言葉だった。
最後の方には、佐野さんも声を嗄らして歌っていた。そして、オーディエンスにも積極的に働きかけて、みんなで "I love you"、"You love me" を合唱した。
午後６時にスタートした公演は、３時間１５分も続き、バンドメンバーだけでなく、スタッフも紹介をして、最後に『ナイトライフ』を演奏して、伝説的と思われる "Sweet Soul, Blue Beat" TOUR 2008 の最終日は幕を引いた。
このエネルギーのかたまりのような一体感は何なのだろうと思ったけれど、とにかく凄いパワーに満ちたライヴだったと思う。当日のセットリストは以下の通り。
1. グッドタイムス＆バッドタイムス from "バック・トゥ・ザ・ストリート"
2. アイム・イン・ブルー from "サムデイ"
3. マンハッタンブリッジにたたずんで from "ナイアガラ・トライアングル Vol.2"
4. シュガータイム from "サムデイ"
5. ハートビート from "HEART BEAT"
6. ７日じゃ足りない from "THE BARN"
7. ドライブ from "THE BARN"
8. ワイルド・オン・ザ・ストリート from "ビジターズ"
9. HKB インストルメンタル
10. 君が気高い孤独なら from "COYOTE"
11. 荒地の何処かで from "COYOTE"
12. 黄金色の天使 from "COYOTE"
13. レイナ from "THE SUN"
14. 恋しいわが家 from "THE SUN"
15. 観覧車の夜 from "THE SUN"
16. 君の魂 大事な魂 from "THE SUN"
17. ワイルド・ハーツ from "カフェ・ボヘミア"
18. ロックンロール・ナイト from "サムデイ"
19. 約束の橋 from "ナポレオンフィッシュと泳ぐ日"
20. サムデイ from "サムデイ"
21. アンジェリーナ from "バック・トゥ・ザ・ストリート"
22. ハッピーマン from "サムデイ"
23. ソー・ヤング from "ノー・ダメージ"
24. 悲しきレイディオ from "HEART BEAT"
25. HKBメドレー
26. NIGHT LIFE from "HEART BEAT"
終わった後、NHKホールからほど近いところにある、ちょっとした隠れ家の「WINE BAR 繭」に行った。３時間立ちっぱなしだったので、ゆっくり出来るところがいいと思って僕が選んだ。しかし代々木公園をぐるりと回らないといけないので、至近距離というほどではなかったけれど。代々木公園の夜桜も満開だった。
その小さな繭の中で、ワインを楽しみつつ、パートナーと今日の公演について深夜まで語り合った。尾崎豊やボ・ガンボスの話もしつつ。
かっこよくてセクシィな大人っているものです。
今夜こそ
Rock & Roll Night たどりつきたい
その夜、NHK ホールの満場のオーディエンスはひとつになり、佐野元春のこの曲を歌っていた。「神がかっているな」、僕は想った。僕自身も、涙がにじんでステージがよく見えないほどだった。『ロックンロール・ナイト』僕は、この歌が好きだ。
http://www.moto.co.jp/works/songs/Someday.html#Rock
エヴァー・グリーンという言葉があるけれど、佐野さんに関しては、まさにそれを体現しているように思う。何歳になってもロックンローラーとして格好良くありたいというスタイルは、先日の THE POLICE の STING のコンサートにも通じるとは思う。しかし、最新アルバムの『COYOTE』でも新しい魅力とメッセージを発信していて、常に走り続けてきた佐野さんの姿が見える点が違う。単なるリサイクルではない。
とはいえ、後半の「ここから時間は一気に 1980 年代に戻ります」といった後のオーディエンスの盛り上がりようから、新しいものを認めつつ、古き青春時代に思いを重ねているひとも多いのだなと感じた。
黄色い歓声というのはよく聞くけれど、おじさんの怒号のような褐色の「もとはるぅーー」という歓声が何度も会場に鳴り響いて、すごい・・・とも思ったけれど（笑）。
今回は席が遠かったので、先日の COTTON CLUB で見られた Dr.kyOn のキーボード上のリスのぬいぐるみは、残念ながら見つけられなかった。
「考え方に、若いとか老いているとか、そういうことはないんだ」と佐野さんは言っていた。ロックというジャンルだけれど、佐野さんの詩人であり哲人でもある一端を感じる言葉だった。
最後の方には、佐野さんも声を嗄らして歌っていた。そして、オーディエンスにも積極的に働きかけて、みんなで "I love you"、"You love me" を合唱した。
午後６時にスタートした公演は、３時間１５分も続き、バンドメンバーだけでなく、スタッフも紹介をして、最後に『ナイトライフ』を演奏して、伝説的と思われる "Sweet Soul, Blue Beat" TOUR 2008 の最終日は幕を引いた。
このエネルギーのかたまりのような一体感は何なのだろうと思ったけれど、とにかく凄いパワーに満ちたライヴだったと思う。当日のセットリストは以下の通り。
1. グッドタイムス＆バッドタイムス from "バック・トゥ・ザ・ストリート"
2. アイム・イン・ブルー from "サムデイ"
3. マンハッタンブリッジにたたずんで from "ナイアガラ・トライアングル Vol.2"
4. シュガータイム from "サムデイ"
5. ハートビート from "HEART BEAT"
6. ７日じゃ足りない from "THE BARN"
7. ドライブ from "THE BARN"
8. ワイルド・オン・ザ・ストリート from "ビジターズ"
9. HKB インストルメンタル
10. 君が気高い孤独なら from "COYOTE"
11. 荒地の何処かで from "COYOTE"
12. 黄金色の天使 from "COYOTE"
13. レイナ from "THE SUN"
14. 恋しいわが家 from "THE SUN"
15. 観覧車の夜 from "THE SUN"
16. 君の魂 大事な魂 from "THE SUN"
17. ワイルド・ハーツ from "カフェ・ボヘミア"
18. ロックンロール・ナイト from "サムデイ"
19. 約束の橋 from "ナポレオンフィッシュと泳ぐ日"
20. サムデイ from "サムデイ"
21. アンジェリーナ from "バック・トゥ・ザ・ストリート"
22. ハッピーマン from "サムデイ"
23. ソー・ヤング from "ノー・ダメージ"
24. 悲しきレイディオ from "HEART BEAT"
25. HKBメドレー
26. NIGHT LIFE from "HEART BEAT"
終わった後、NHKホールからほど近いところにある、ちょっとした隠れ家の「WINE BAR 繭」に行った。３時間立ちっぱなしだったので、ゆっくり出来るところがいいと思って僕が選んだ。しかし代々木公園をぐるりと回らないといけないので、至近距離というほどではなかったけれど。代々木公園の夜桜も満開だった。
その小さな繭の中で、ワインを楽しみつつ、パートナーと今日の公演について深夜まで語り合った。尾崎豊やボ・ガンボスの話もしつつ。
かっこよくてセクシィな大人っているものです。
2008-03-30 15:53
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