世界のワイン比較探求講座(世界の主要黒ぶどう品種) [オープンカレッジ]
青木冨美子先生の、昭和女子大学オープンカレッジ「世界のワイン比較探求講座」の2010年2度目のレッスンがあった。今回は、世界の赤ワイン特集。第1回目は、こちら >> 青木冨美子先生のオープンカレッジ・世界のワイン比較探求講座。
そして今回もまた、世界の黒ブドウ品種によるワインが7種類も出されました!
目隠しをされたワインボトルが、今か今かと、登場を待っている。
まず、初めての方にも分かりやすいように、国際品種だけでなく、地場品種についても概要の説明があった。それに基づいて時間をかけてブラインド・テイスティングをすることに。ただし、銘柄やブドウ品種、ヴィンテージなどについてはあらかじめリストが配られた(少しだけホッ)。
とはいえ、世界は広い。僕は普段フランスばかり飲んでいるけれど、今回は、イタリアもスペインもカリフォルニアもある。でも、一度にこんなに色々な種類の赤ワインを比較する機会は、そうそうないので、楽しもうと思った。なにより、美味しいワインしか出ないのだから。
例によって、赤ワインたちがずらりと並ぶ。今日は、酔いそう(笑)。というか、かなり多めに注いでいますね。すみません。なにより、美味しいワインしか・・(以下略)
今回はほとんどのワインのヴィンテージが2006だったので、「世界の水平」と言えるかもしれない。
さて、特に赤ワインは色の特徴が分かりやすいので、写真を並べてみた。RICOH CX1 の蛍光灯のホワイトバランスの色でその後の色調調整などは行っていない。でも、hako さんの記事の方が分かりやすいので、そちらも見てください。>> Hako’s KB 講座第2回
左上から順番に、①、②、、、と右下が⑥、そして次が⑦。紫色が強く濃いのは、③と④かな。①と⑦も紫色というほどでもないけれど、濃い。②はオレンジ色がかっていて明るい色調。⑤と⑥は明るめのガーネット。同じヴィンテージでも、こうも違うのか、と思った。
とにかく、テイスティングノートに必死にびっしり書き込みをした。下手くそな字です。
個人的に好きだったのは、この1つ前の記事でも書いた ⑤ Castello di Ama の Chianti Classico 2006 と、⑦ Calon Segur 2006。やっぱり、ワイナリーに行くと思い入れが生まれます。>> キャンティの銘醸カステッロ・ディ・アマ(Castello di Ama)を訪問。そして、⑦ のハートのマークの Calon Segur 2006 は青木先生から男性講座生へのバレンタインプレゼント(の気持ち)!ラッキー♪先生、ありがとうございました。合わせる抹茶味のクッキーも美味しかったです。
で、とても意外だったのは ③ の Moulin-A-Vent 2005 で、これが Gamay 種とはとても分からなかった。かなり力強い赤で、黒い果実味が凝縮しており、ビロードのようなタンニンがある・・・色も紫色がかっておりとても濃い。てっきり、これがスペインの Tempranillo 種だと思った。ブルゴーニュの名手 LOUIS JADOT が作る CHATEAU DES JACQUES 2005。Moulin-A-Vent は、もともと力強い傾向があるけれど、これほどまでとは。Gamay に対するイメージが変わりました。
続いて、今回もコーケン香料さんのワイナロマで香りのレッスン。
テーマは、ボルドーでした。つまり、カベルネソーヴィニヨンに感じるスパイシィさやヴェジタルな香り。1度でピタリと当てた講座生もいて、びっくり。
というわけで、右から①、②、③、、、、⑦の順に並んでいます。
相変わらず、ぜいたくなテイスティングでした。
今晩は、おみやげにもらった Castello di Ama の Chianti Classico 2006 の残りをいただくことにします♪
写真のレイアウトがとても素敵ですね。
ますますいいカメラがほしくなりました・・・
by kowa (2010-02-11 22:27)
kowaさん、nice!&コメントをありがとうございます。
昨日は、ありがとうございました。
写真は、hako さんの影響で撮りました(笑)。
ありがとうございます。
僕のカメラはコンパクトで、そんなに高い機材じゃないん
ですけれど、でも、気に入って使っています♪
来月も、楽しみですね!僕も、白ワインの要望だそうかな。
by YUTAKA (2010-02-11 22:33)
artfuldodgerさん、nice!をありがとうございます。
お勧めの映画、THE MAJESTIC だけ観たのですが、
この機会に他の2本も観てみますね!
by YUTAKA (2010-02-11 22:42)
色味の比較、わかりやすいですね。
テイスティングノート、流石です。
発表された完璧な分析に感嘆しました。
また、バベットのDVDまで、貸していただき、感謝です。
済みませんが、次回まで、じっくり見させてください。
またよろしくお願いします。
by hako (2010-02-12 07:24)
hako さん、nice!&コメントをありがとうございます。
この手の正確さを要求される写真って難しいんだな、と
思いました。うまく出ているといいのですが。
テイスティングコメントは、まぐれですよ(笑)。
よく外しますよ~ 今回は、比較的飲み慣れたワインが
多かったので良かったのですが、ちょっとドキドキでした。
バベットはサンプル品なのですが、お楽しみください。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
by YUTAKA (2010-02-12 08:42)
10日の講座、お疲れ様でした。
グラスの海から外縁までの色調の変化を見ると、やはり、
ムーラン・ナ・ヴァン シャトー・デ・ジャック2005とセレステ2006は
深みのある色調です。特にシャトー・デ・ジャックは2005年ヴィンテージなのに若さを表す紫色が出ています。
毎回、2時間の拙講座の実況中継のような詳細なリポート、恐れ入ります。
まあ、講座も長い道のりなので、もう少し肩の力を抜いて、楽に、楽に!
よろしくお願いしま~す。
by fumiko (2010-02-14 01:46)
りかの配偶者さん、nice!をありがとうございました。
自転車&写真つながりということで、これからもよろしく
お願いいたします。ちなみに、写真関係は
http://photo-and-roses.blog.so-net.ne.jp/ に
移転しましたので、こちらもよろしくお願いいたします。
by YUTAKA (2010-02-14 06:02)
青木先生、nice!&コメントをありがとうございます。
とても有意義で美味しい講座をありがとうございました。
ムーラン・ナ・ヴァンは2005だったのですね。失礼しました。
早速、本文の方を修正しておきました。さらに驚きです。
> まあ、講座も長い道のりなので、もう少し肩の力を抜いて、楽に、楽に!
はい、アドバイスありがとうございます。Windows Live
Writer だと粗製濫造ができてしまうせいか、この記事も写真の
加工を合わせて 30 分ほどで書いたのですが、もっと身軽にしますね。
細く長く続けられるようにします~
by YUTAKA (2010-02-14 06:07)
ワインにお詳しいことは以前から存じてましたが、
私自身が全く知識がない(実は超酒弱い)ので、
こちらへの書き込みは控えておりました。
でも、ホントに奥が深そうですね。
大変失礼ながら、これにハマったら大変だ!って
思っちゃいました。けど、時々拝見させていただきますね。
by akipon (2010-02-14 18:28)
みやたんさん、nice!をありがとうございました。
akiponさん、nice!&コメントをありがとうございます。
ワインは、「話飲」「和飲」などといって、気の合う仲間や
パートナーと、気楽に楽しむものだと思いますから、
お気軽に!僕は、ちょっと変わり者だと思いますので、
その点を差し引いておいてください(笑)
今なら安くて品質のよいワインもたくさんありますから、
ぜひ、ご自分の好みを発見する旅に出てみてくださいね。
さながら青木先生は、船長という感じです。
by YUTAKA (2010-02-15 21:35)
JBOYさん、nice!をありがとうございました。
by YUTAKA (2010-02-21 20:46)