SSブログ
イタリア旅行記 ブログトップ
- | 次の15件

パートナーの誕生日(予告) [イタリア旅行記]

昨晩、パートナーの記念すべき誕生日を迎えた。

Mistral というリストランテは、スタッフの丁寧さやメニューの素晴らしさ、ワインの品揃えともに申し分がなかった。今回は、時間がないのでちょっとさわりだけ。

RIMG0009.JPG

窓の外に広がる風景。

RIMG0133.JPG

素敵なワインのサーヴィス。今晩は、ソムリエのお勧めで、Molecular Cuisine に合わせて白ワインを選んだ。Terre di Franciacolta は地元のワイン。

RIMG0155.JPG

ソムリエの MATTEO 氏は、気さくながらもとても丁寧に対応をしてくれた。

RIMG0195.JPG

お店からのサプライズのバースデイケーキ!

食後、ホールに行って、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバスの三重奏に聴き入る。ここでも、サプライズが。

パートナーの誕生日は、とても素敵な思い出となりそうだ。

またこの場所に来たい。

詳しくは、また改めて・・・
nice!(1)  コメント(2) 

イタリア旅行 [イタリア旅行記]

これは、2009年7月15日頃の話。

およそ1ヶ月前の結婚記念日に、パートナーと恵比寿の「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」へ行ってディナーを楽しんできた。それはそれで素晴らしかったのだけれど、その日僕は、この夏にイタリアに1ヶ月くらい掛けて旅行しようと提案をして、パートナーから驚かれた。僕としては、このタイミングを逃すと、次はいつになるか分からないから決めたのだけれど。ありす(7歳フラット・コーテッド・レトリバー♀)やそら(17歳アビシニアン♂)の今後のこともある。実際、ありすは去年、大手術を3回もしたので、出かけることが全くできなかった。

久しぶりのヨーロッパ旅行。たまのことなので、気合いが入る。予算はそれなりに。前回のイタリアでは1ユーロが120円くらいだったから楽だったのだけれど、たぶん、僕たちが行く頃には145円くらいじゃないかなと思う(もっと悪いかもしれない)。パートナーは、今のうちにユーロに換金しておいたらというのだけれど、それとFXがどの程度違うのかは分からない。 予算が大きめなので、実際、為替によるブレが大きいのは頭痛の種ではある。

ユーロ
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=EURJPY=X&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

それはともかく、今回のテーマは、イタリアの大自然の中での休養(療養)、オペラや音楽、美食、世界遺産、ワイナリー巡り、2回の誕生日と、1ヶ月余りではおさまり切らないくらい盛りだくさんなものになりそうだ。

DVC00619.jpg

まず、ミラノからイタリアに入って、スカラ座でバレエ『真夏の夜の夢』の観賞。平土間の5列目中央寄りというチケットをオンラインで手に入れた。エトワールにRoberto Bolle および Massimo Murru、客演が Polina Semionova ととても豪華なのも楽しみだ。メンデルスゾーンの歌の調べに乗って、この夏を思い出したい。さらに、『ダヴィンチ・コード』にも出てきたサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会で「最後の晩餐」を観賞する。スカラ座やドゥオーモの近くの中心街のホテルに4泊。

その後、ミラノの北にあるアルプスの麓、コモ湖畔にあるベラージオまで大自然の中ドライブをし、「ヴィッラ・セルベローニ」に宿泊をする。そこでパートナーの誕生日を、湖を見渡せる風光明媚なレストランで祝う。ホテルは「ヴィラ・デステ」という案もあったのだけれど、いかにもな感じ・・という反対もあって、セルベローニを選んだ。ミストラルという星付きレストランがホテル内にある。暇があれば近郊のベルガモや、アルプス、あるいはスイスまでドライブしてみたいと思う。

ベラージオに3~4泊した後、そのまま車で、アウトストラーダA4を東に進み、一路ヴェネツィアへ(実際には入り口のローマ広場)。ここはパートナーがぜひとも行ってみたいと言っていた街で、「ディズニー・シーに行く前に訪れなければ!」とお互いに確認をしていた場所だ。(つまり僕もパートナーもディズニー・シーへは行ったことがない)イタリアへは何度か行ったことがあり、ほぼ全土をまわった経験があるけれど、ヴェネツィアへは行ったことがなかった。車で行きづらい場所だったからかもしれない。

ヴェネツィアでは大運河沿いのホテルを取って、フェニーチェ歌劇場で『椿姫』観ようということになった。フェニーチェ歌劇場がこのヴェルディ作オペラの初演だったこともあり、ゆかりが深い。これも平土間の3列目の中央の席を手に入れた。あとは歴史あるカフェなどで遊ぼうかと思う。3泊くらい。「狭くて、高いのだろう」というのがパートナーと一致した見解だが、実際はどうなのだろう。

ヴェネツィアで車を捨て、鉄道でフィレンツェに行くことにした。本当は、フィレンツェは素通りでトスカーナの田舎に行こうと思ったのだけれど、やっぱりウフィツィ美術館は見逃せないということで、休憩に2泊。チケットが手に入れば、コムナーレ劇場やヴェルディ劇場にも行きたい。エノテカ・ピンキオーリでのディナーは、評判がかんばしくないので今のところ保留中。

その後、フィレンツェで再び車を借りて、トスカーナへドライブ。これは本当に気持ちがよいから楽しみだ。近郊のシエナ郊外を拠点として、ワイナリー巡りやドライブを楽しみたい。キャンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ、モレリーノ・ディ・スカンサーノ、といった土地の名前のついた銘醸ワインが思い出される。湖水地方のドライブと並んで、楽しみな拠点だ。シエナの街を見下ろす丘にある風光明媚なホテルに、4泊くらいしたい。

シエナを出たら、車でそのままアウトストラーダA1(別名 "Autostrada del Sole" つまり、「太陽道路」)を併用しつつ、ローマに行く。本当はフィレンツェに戻って飛行機でナポリに飛ぶつもりだったのだけれど、映画『天使と悪魔』も思ったより面白かったので、ローマを再訪することにした。ヴァチカン近くにホテルを取って、その周囲を歩き回りたい(ローマなんて、どこでも歩いて行けるのだけれど)。2泊くらい。

ローマから鉄道でナポリを経由して、ソレントに行く。前回ナポリに行った時に、「アマルフィ海岸に行きたい」と思いつつ行けなかったので、今回はソレントを拠点としてアマルフィやポンペイにも足を運びたい。アマルフィ近くにあるレストラン「ドン・アルフォンソ1890」は、10年前から行きたいと思っていた名店。ソレントに滞在するのなら、今回は行けそうだ。南イタリア最高のレストランと言われていて、農場を持ち、有機野菜などにもこだわっている。とても気持ちよく、評判のよいレストランだと思う。

ソレントに3泊くらいすると、僕の誕生日がやってくる。その日はカプリ島に渡って、絶景の「カプリ・パレス・ホテル」あたりを取り、カプリ随一のレストランで食事をしようとパートナーが言う。船酔いに注意しつつ、ゆっくり楽しみたいが、迷うところ。ドン・アルフォンソ1890でいいのではないかとも思う。

再びナポリに戻り、なつかしいサンタ・ルチアの「グランド・ホテル・ヴェスヴィオ」に宿泊をして、近所のピッツェリアでナポリピッツアの味を確認しようと思う。これも10年ぶりかもしれない。あれから東京では、ナポリピッツァブームがやってきて、今やナポリピッツァがスタンダードとも言える時代がやってきたのだけれど、実際のところ、お気に入りのお店はどのレベルなのか確認したい。10年前のナポリは、僕たちにとって、結構、カルチャーショックだった。

その後、ナポリから空路でミラノに戻り、旅の終わりに、再びオペラを観たい。スカラ座で上演される、モンティヴェルディ作のオペラ『オルフェオ』(1607年)だ。 これも、スカラ座のチケットセンターで技術を駆使して、6列目の中央という絶好のチケットを手に入れた。

言い出してから約1ヶ月。ようやくホテルは前半部の予約を終え、美術館やオペラの予約なども出来たところ。ミラノのスカラ座は、本当にチケットの入手が困難だ。馴染みのクレジットカード会社に手配を依頼したら「ブラックマーケットでの手配となり、1枚800ユーロ以上かかります」と聞いて、びっくりした。結局、自分でトライをすることになった。何度か試行錯誤をして、劇場に並ばずに、なおかつシーズンチケットなしで、特等席を手に入れることができた(その方法については、改めて書きたい)。

夢は果てしなく広がるわけだけれど、現実は、体力的なものもあるし、お金のこともあるので、それなりに余裕を持って臨機応変に対応していかないといけない(現地での旅程変更を含めて)。ホテル・ラヴァーなので、それなりにいいホテルを、最善の部屋で取りたいと思うけれど、今回はインターネットと、ネット電話を駆使することになりそうだ。国際電話やFAXを使っていた時代がなつかしい。本当は、エージェントに依頼すればよいことなのかもしれないけれど、自分なりにベストを尽くしたいと思うので、今回もやはりがんばることにした。

でも、まずはお金を稼がなくちゃ!

スカラ座
http://www.teatroallascala.org/

サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会
http://www.cenacolovinciano.org/

グランド・ホテル・ヴィラ・セルベローニ(リストランテ・ミストラル)
http://www.villaserbelloni.com/

フェニーチェ歌劇場
http://www.teatrolafenice.it/

ウフィツィ美術館
http://www.polomuseale.firenze.it/english/musei/uffizi/

コムナーレ劇場
http://www.maggiofiorentino.com/

ヴァチカン美術館
http://biglietteriamusei.vatican.va/musei/tickets/

ドン・アルフォンソ1890
http://www.donalfonso.com/

カプリ・パレス・ホテル(リストランテ・L'Olivo)
http://www.capripalace.com/

グランド・ホテル・ヴェスヴィオ
http://www.vesuvio.it/
nice!(2)  コメント(4) 
- | 次の15件 イタリア旅行記 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。